
1人目と2人目の妊娠と出産の違い
1人目と2人目では妊娠をしたときには、大きな違いがありました。
とにかく初めてのことなので、1人目のときには何かと不安ばかりで、このまま本当に子供を産むことができるのだろうかと心配ばかりしていました。
2人目のときは、一度妊娠・出産を経験している余裕なのか、どんな経過を辿るのかがある程度分かっていたので、ストレスを感じることも少なかったです。
1人目妊娠の不安

ちょっとしたことであってもナーバスになってしまって、神経質になればなるほど赤ちゃんに悪いのではないかという不安につながり、ストレスも相当大きなものとなっていたのです。
比べるものがないので、マタニティ雑誌などを読み、掲載されている情報と少しでも違っていると、もうどうしていいのか分からないくらい精神的に追い込まれていました。
妊娠が分かった時、夫と飛び上がって喜んだというのに、こんな気持ちになるなんて、自分はおかしいのだろうかと悩んでしまいました。
1人目の時はつわりもひどくて、とにかく常に吐き気に襲われるだけではなく、気分がとても悪く、お腹に赤ちゃんがいるのに食べられないばかりか体調が悪いと、ノイローゼになってしまいそうなほどでした。
今から考えるとナーバスになりすぎていたことで、余計につわりが酷くなっていたような感じがあり、精神的な負担も大きかったような気がします。
1人目の妊娠からいよいよ出産

出産に対しても、いよいよ子供が生まれるというときにも、陣痛の痛みに耐えることができるか不安で、目の前が真っ暗になってしまいそうで、臨月の頃は常に緊張していました。
これから子供が産まれるという喜びよりも、無事生まれるだろうか、普通分娩できなかったらどうしよう……という不安が大きく、とにかく気持ちが休まるときがありませんでした。
元々あれやこれやと考えすぎるところがあったので、1人目のときにはくよくよと考えてしまい、何かと大変でした。
1人目妊娠よりも2人目妊娠は……

2人目のときには、一度妊娠と出産を経験しているだけあって、気持ちにだいぶ余裕が生まれるようになり、1人目のときのように必要以上に神経質になることはありませんでした。
もちろん妊娠しているのそれなりに気を使う部分はありましたが、そこまで心配をしなくても子供は元気に生まれてくるということを知ったので、余裕を持ったマタニティ生活をすることができたのです。
1人目が安産だったということもあって、出産に関しても思っていたよりは大変なものではないということがわかったため、2人目のときには生まれてくることを楽しみにすることができるだけの余裕がありました。
ただし、常に余裕だったというわけでもなく、その余裕な気持ちが逆に不安になることがあり、今度は慢心をしているのではないかと心配になってしまう部分はありました。
油断をしていたことで何かあったらどうしようという気持ちがあり、時々無性に心配になることはあったのですが、そのような時には、考えていても仕方がないと思うようにして、気持ちを切り替えることにしました。
結果的には無事に子供が生まれてきてくれたので、そのときは本当にホッとしましたし良かったという気持ちもありましたが、1人目と比較をすれば全般的に気持ちにゆとりが生まれたかなという印象があります。
やはり、一度出産を経験すると母としての自覚が出てくるようで精神的にも強くなることができるのだなと感じました。
妊娠・出産・育児、時には例外も……

1人目よりは2人目の方が、マタニティ期間は気持ちに余裕が持てますが、育児となるとケースバイケースです。
よく、一姫二太郎と言いますが。これは1人目が女の子で、2人目は男の子が育てやすいということです。
上の子が女の子だと、育児が楽なのです。
もちろん2人目も女の子だと、上の子のお手伝いもあり、更に育児が楽になるでしょう。
これが1人目が男の子だと……やはり男の子は元気ですし、大声をあげて走り回ったりもします。
やんちゃな男の子を抱えて2人目妊娠。となると、大変さが違います。
友人は男の子2人を育てていますが、とにかく元気で声も大きく、兄弟喧嘩もすさまじいため、怒りたくないのにいつも怒鳴っていると嘆いていました。
子供の人数が同じでも、男女組み合わせで育児の大変さが全然違うのだなと思います。
もちろん、個々の性格もあり、男の子だから育児が大変だとは一概には言えませんが……。
決定的な妊娠・出産の違い

一人目と二人目の現実的な違いは、一人目は妊娠していることに集中することができます。
そのためあれこれ不安も出てくるのですが……。
二人目妊娠での決定的な違いは、妊娠してはいるけれど、上の子の育児があるということと、出産で入院するとき、一人目の子供をどうするかが問題です。
預け先を確保しておかなければいけません。
里帰り出産で、両親に子供の面倒を見てもらえる場合は安心ですが、それができない場合、出産時の一人目の子供のことがネックになります。
事前に夫婦でよく話し合って、決めておく必要があるのです。
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