
【不妊・妊活・出産特集】いざ、不妊治療へ!
私は不妊治療を3年間行い、第一子を授かることができました。
32歳で治療を開始し、3院転院を繰り返し36歳で出産しました。
不妊治療を開始した時は、病院で治療をちゃんと行ってもらえるからすぐに授かることが出来るだろう。そう思って通院を始めました。
甘くはなかった不妊の「初治療」
初めての病院では検査ばかりの通院で、体力的にも精神的にも疲れが出てきてしまい、すぐに通わなくなってしまいました。
その病院では主人も検査を行ったりして、結果をお互い見ながら、無言で病院を後にしました。
夫婦仲も良かったはずなのに、なんでお互い何も話もせず電車で帰宅をしなくてはならないのだろうと、これから始まる不妊治療というものに対して不安を覚えました。
お互いに不妊治療に向き合う準備が出来ないまま、通院に踏み切ったのが良くなかったなと次の病院に転院してから思いました。
初めて感じた夫婦の「絆」

次の病院では高度な治療を即座に始めました。
やはりどこかで、今度こそすぐに子供を授かることが出来ると思っていました。
それというのも、やはり高度な治療をすれば大丈夫という何も根拠のない確信からだったと思います。
転院してからは、お互いにしっかり不妊治療に向き合い、話し合い行っていたので、結果に落胆しても、彼が支えてくれているから大丈夫と思えました。
自己嫌悪の時期に突入
そのころからでしょうか。
妊婦を見ると嫉妬からかイライラした気持ちが芽生えてきてしまいました。
友人の妊娠報告も本来なら、心から喜んであげるべきところなのですが、全く心から喜ぶことが出来ない自分がいました。
心境としては、
こんなに頑張っているのに何故私には子供が出来ない?
何が違う?
という自問自答の繰り返しでした。
1年ほど行いましたが、結果が出ず、心が疲れしまい、通院をやめてしまいました。
やっぱり欲しい!私たちの赤ちゃん!
そこで考え方を変えて、今度の病院は、
もし自分が子供を授かることが出来なかったとしても後悔しない最高峰の病院で治療をする!
と決めて転院しました。
実際、転院してからは、
妊娠に繋がるかもしれないことは全てやろう!
と心に決めて再度治療を行いました。
今やらないでいつ頑張る?今でしょ!

鍼灸が良いと聞けばすぐ鍼灸に通い、子宮を温めるようにルイボスティーを飲むなど、漢方を紹介してもらい定期的に服用していました。
ここの病院での治療を最後に不妊治療はもうやめようと考えていたのだと思います。
不妊治療を本格的に始めてからは、結果が出なかったらいつ治療を終了しようかという自問自答と常に隣り合わせだった気がします。
結構ネガティブになる治療ですが、後悔のないように全て出来ることをしようと思ってからは、他人の妊娠も喜べる自分がいました。
環境の変化は大事?

ちょうど治療中に犬を飼ったこともあり、段々と穏やかな気持ちで治療と向き合えました。
心境にも大きく変化があり、夫婦二人で新しく家族に迎えた犬と過ごす人生も悪くないかなと思うようになりました。
焦りもなくなり、次の顕微授精で、私の人生においての治療を終了しようと決めて臨んだ最後の治療で念願の子供を授かることが出来ました。
初期の検査で先生から、陽性反応を聞いた時には、全く信じられず何度も足をつねったことを覚えています。
妊娠を知ったときは喜びよりも、
私がやっとママになれるの?
と、夢を見ているような気持でした。
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