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出産~陣痛誘発剤~
2014年春。
桜が満開の気持ちの良い春の日に、私は息子を出産しました。
ここでは、陣痛誘発剤を使った私の出産と、メリット、デメリットをお伝えします。
大きな我が子

私の息子は、予定日二週間前の検診ですでに3300gあり、あまり大きくなると自然分娩が難しくなるねと告げられました。
自然分娩を希望していた私はとても焦り、「早く出ておいで~」と、毎日話しかけ、陣痛が来るとされるジンクスは全て試しました。
が、私の気持ちとは裏腹に、息子は予定日を過ぎても産まれてくる様子はなく、陣痛誘発剤を使っての出産になりました。
誘発剤の流れ
陣痛誘発剤を使った私の出産の流れを紹介します。
1日目
希望日の朝9:00に病院に来るように言われ、そのまま病室に通されました。
着替えやトイレなどを済ませ、検温をし、すぐに点滴が始まりました。
少量体内に入れ、15分に一度量を増やすという流れを15:00まで繰り返し、その時点で陣痛が来ていればそのまま点滴を続け出産へ、来なければ翌朝またスタートというものでした。
私は15:00の時点で「少し痛いかな……?」くらいだったので、翌朝もう一度始めることになりました。
2日目

6:00から点滴を始め、主人や妹と呑気にトランプをして過ごし、11:00頃に昼食をとろうとした時、「あれ、痛いな……」と気付きました。
するとみるみるうちに痛みが強くなり、さっきまで食べようとしていた昼食に手を伸ばせない程になりました。
話に聞いていた、「最初は15分置き、10分、5分……と、段々痛みの間隔が狭くなっていく。」とは程遠く、最初から2~3分置きに激しい痛みがどんどんやってきました。
それと同時に子宮口も開き、赤ちゃんもぐんぐん下へと降りてきました。
分娩室へ

16:00過ぎ頃に分娩室へ主人と共に入り、ここから長い闘いになると覚悟をしていました。
初産だと、大体分娩室へ入ってから5~6時間程かかると聞かされていたからです。
ところが、助産師さんのサポートもあり、息子も頑張ってくれたので、30分程であっという間に息子と対面することが出来ました。
メリット
点滴で誘発剤を体内に入れるので、この日に赤ちゃんと会いたいという希望日をある程度叶えることができます。
もちろん多少の前後はありますが2~3日の間には産まれるので、ご主人にお仕事を休んでもらったり、家族にきてもらったりするのに、目安を付けてもらうことができます。
デメリット
個人差はあるようですが、自然にくる陣痛よりも一気に痛みがやってくるので、その分辛いと感じる方もいるそうです。
確かに痛みはどんどん来て辛かったですが、弱い痛みが長く続くよりも、短期集中型で来てくれたので私の性格的にこの出産法が合っていたかなと思います。
陣痛、出産と初めての経験で怖いと感じる方も多いかと思いますが、ずっとお腹にいた赤ちゃんと会えた時、痛みなんて忘れてしまうくらい嬉しさで胸がいっぱいになりますよ!
必ず乗り越えられます、大丈夫!頑張ってくださいね!
本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるらない場合もあります。医師やその他の専門家に相談するなど必要に応じてご自身の責任と判断で適切に対応くださいますようよろしくお願いします。本サイト使用している記事内の写真・動画は編集部にて撮影や掲載許可をいただいたものです。赤ちゃんのすくすくカレンダーの取り組みについてはこちらもご覧ください。

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